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松前町商工会のマスコットキャラクター。
魚を売り歩くパワフルな女性。
普段は伊予絣を着ている。
頭の上に乗せている桶は御用櫃といい、新鮮な魚などの海産物が入っている。
今日も御用櫃に松前町の特産品を詰め込んで、松前町の産業を全国へ伝えるため活躍している。
ギャラリー
松前町と『おたたさん』
▲松山市駅東側にある中の川の中央分離帯にたつ
おたたさんの花活け
「魚はいらんかえ」「魚おいりんか」という掛け声を出しながら、 魚や煮干し、珍味などを入れた「御用櫃」と呼ばれる 木製の桶やザルを頭に乗せて、家々を回り松山まで行商などをしていた女性たち、それが「おたたさん」です。
その名前の語源は諸説ありますが、ひとつに「瀧姫」がもとになったのではないかというものがあります。
永承年間（西暦１０５０年頃）身分違いの愛を遂げようとして流刑になった「御多喜津姫」（通称「瀧姫」）が、侍女３人とともに松前の浜に流れ着き、
自活のため、京都風の服装のまま行商をはじめ、松前の婦人たちがみならって行商したことが「おたたさん」の始まりで、
瀧姫の「たき」から、「おたた」へとなったのではないかという説です。
長い伝統を持つ、桶などを頭に乗せた頭上運搬姿の『おたたさん』は、トラックなどの運搬機械の発展とともに見かけなくなってしまいましたが、 現代においても、松前の象徴としてあり続けています。
お問い合わせ
「おたたちゃん」に関するお問い合わせ出演依頼などは以下までお願いいたします。
松前町商工会
〒791-3110
愛媛県伊予郡松前町大字浜809-1
TEL：089-984-1427
FAX：089-985-0913
E-mail：info@masakisci.or.jp